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[新年の提案]真冬の練習場で鍛える超実戦的ウェッジテクニック 前編

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ウェッジテクニックの極みは
あなたが“実験小僧”を
楽しめるかが勝負である。

トッププロも認める
超絶ウェッジテクニックを持つ
伊澤秀憲プロのレッスン取材はまさに
そんな言葉が直球の感想だった──。

新春にお届けするのは春のゴルフシーズンに向けたアプローチショットの上達を目指す企画だ。
苦手なアプローチを克服する、といったありがちな企画ではない。
マスターしたいのはあらゆるウェッジテクニック、これまでの常識を覆した練習方法、考え方など今まで培った技術・知識に激しくスパイスを加えてほしいのだ。
普段から通っている練習場でどんな練習ができるのか、ウェッジテクニック鍛錬術を伊澤プロにご指導いただこう。

全力で振って飛ばさない極意がロブショット、
練習場で身につけることも可能なんですよ!

取材協力
横浜旭ファミリーゴルフ
約135ヤード、75打席にはトップトレーサー・レンジを完備。コストパフォーマンスに優れる打ち放題メニューが魅力な横浜の人気練習場だ。
TEL045-954-3587

実験小僧になれ!
ボールを打ちこなす自分なりの方程式を導き出せ。

様々な極端さに慣れると
その範囲内のショットが格段にやさしくなる

─ 私は調子がいい時は70台でプレーでき、そのスコアメイキングの中でショートゲームがいかに重要であるか身を持って知っているつもりです。ただ技術の“引き出し”がない。たまたま“寄せている”感があります。
伊澤 たまたまも立派な技術だと思います。どんな打ち方であっても、ピンに寄せられれば、そのショットは正解なわけです。大切なのは様々なロケーションが訪れる実戦の中で、その引き出しが正解なのかどうか?です。

─ 一般的なアマチュアゴルファーはアプローチエリアなど、実戦的な練習ができる機会が少ないです。
伊澤 普段から通われている練習場でも十分に実戦的な練習は可能です。私が観察するに皆さんのアプローチ練習はシンプル。つまり単調すぎて技の引き出しが増やせません。私はウェッジというボールの飛び方を様々にコントロールできるクラブでは、練習の中で率先して遊んでほしい。構え方&打ち方に至るまで、様々を極端に実践してみる。その中でボールへの当たり方のコツ・現象が実感でき、様々な極端を体験することでショット技術の幅を広げることができるんです。

スタンスを
自在に変化させよう!

クローズ
フック軌道との相性がいいです。

オープン
カット軌道との相性がいいです。

スクエア
当たり前ですが全てのショットの基準となります。

ボールの位置を極端に変化させて
許容を広げよう!

様々なボール位置を経験しておくことで、技の引き出しが増えるのはもちろん、傾斜地のショットの対応スキルもアップできる。

ボールポジションのエリアが大きければ大きいほど有利

左足より
ボール初速が遅い、ロブショットとの相性がいい。

オーソドックス

右足より
ボール初速が速い、ランニングアプローチとの相性がいい。

フェースの開閉を
大胆に遊ぼう!

ウェッジテクニックにはフェースの開閉は必須。
結果を恐れずにボールコンタクトの変化を楽しもう!

ボールを低く出す、つかまえる感覚で技の引き出しがアップできる。

様々なライへの対応力が一気にアップできる必須スキル。

まずは距離感を意識しなくてOK、
インパクトの現象&どんなボールの性質が出るか
感覚的にマスターしよう!

講師/伊澤秀憲プロ
いざわひでのり、1991年6月25日生まれ、神奈川県出身。JGTOなど多くの試合に出場する傍ら、湘南銀河大橋ゴルフでアマチュアゴルファーの指導にあたる。石川遼プロ曰く、「世界一のアプローチ名手」と称されるほど、まるで魔術師のようなテクニックを誇る。叔父は伊澤利光プロ。

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